モータ回転停止検出器 OMD-3
三相インダクションモータからの電圧を検知。回転及び停止を電気的に判断し信号を出力します。
特長
- モータへ2 本配線をつなぐだけで検知できます。
取得規格
欧州RoHS | 中国RoHS | CE | UL | CSA | PSE |
型式・仕様
型式 | OMD-3 |
取付方法 | DINレール(35mm幅)取付 |
定格電圧(50/60Hz) | AC100Vまたは200V |
消費電力 | 2VA |
使用周囲温度 | 0~+55℃ |
使用周囲湿度 | 85%RH以下 結露無き事 |
出力 | 無電圧接点出力 1C接点 AC250V、DC30V 1A |
検出遅延時間 | 0.2~1.5sec ボリュームによる可変 |
環境対応 | RoHS2 |
寸法 | W48×H94×D81 |
本体質量 | 約190g |
- この検出器はAC200Vの三相インダクションモータ専用です。単相の整流子モータ等には使用できません。
- 弊社OBブレーキ・OBJブレーキまたは、各社インバータを併用する場合は、配線上の留意点がありますのでお問い合わせください。
端子台 推奨電線/端子
※太い電線を使用する際には、スリーブの干渉など端子台穴ピッチにご注意ください。
電線サイズ[単線/撚線] (剥き線長さ7~8mm) |
フェルール端子 プラスチックスリーブあり/なし |
0.3mm2~2.5mm2 AWG22~AWG14 |
0.25mm2~2.5mm2 AWG24~AWG14 |
外形寸法図
配線図例
<モータ停止を検出する場合>
配線上の注意
- 電源の入力はAC100V またはAC200Vを間違えないように接続してください。
→ 火災・故障の原因となります。 - モータとOMD-3 との配線は極力短くなるようにしてください。
→ モータへの配線に低周波ノイズが乗ると、OMD-3は正常に停止検出ができなくなる場合があります。そのため、大電流の流れる動力線との平行配線を避けるようにするなど、対処が必要になる場合があります。 - 弊社OBブレーキ、OBJブレーキを併用してご使用になる場合には、ブレーキ時間調整を確実に行ってください。
→ モータの回転が停止する前にブレーキが切れるとモータが完全に消磁された状態になる場合があり、モータが回転中であるにもかかわらず、回転停止と判断する場合があります。 - インバータと併用して使用する場合は、インバータの出力とモータとの間にインバータからの停止信号で遮断する有接点リレーを入れてください。そして、OMD-3 のモータ停止検出入力はモータから直接配線するようにしてください。
→ インバータ出力を有接点リレーで遮断しない場合、インバータからの漏れ電圧によって、モータが停止した状態においてもOMD-3はモータ回転中と判断し続けることがあります。
→ インバータ出力の特性により、回転中にもかかわらず回転停止と判断する場合があります。OMD-3の出力信号とインバータの停止信号の両方を確認する回路にしてください。
注意
※ご使用の前に必ず取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
※引火性ガス、腐食性ガスおよび絶縁を破壊するものが、発生または充満する場所では使用できません。
※振動・衝撃のある場所では使用できません。
※本製品の取付けには電気工事が必要です。専門業者または有資格者にご相談ください。
※納入されたとき、その梱包状態が損傷していないかご確認ください。梱包の損傷は故障の原因につながります。損傷を受けていた場合には、メーカに必ずご連絡ください。
※引火性ガス、腐食性ガスおよび絶縁を破壊するものが、発生または充満する場所では使用できません。
※振動・衝撃のある場所では使用できません。
※本製品の取付けには電気工事が必要です。専門業者または有資格者にご相談ください。
※納入されたとき、その梱包状態が損傷していないかご確認ください。梱包の損傷は故障の原因につながります。損傷を受けていた場合には、メーカに必ずご連絡ください。